「一億総中流」という面白くはないが安定した人生を日本はなぜ捨てたのか?|日本が壊れる前に|中村淳彦/藤井達夫 - gentosha.jp 「一億総中流」という面白くはないが安定した人生を日本はなぜ捨てたのか?|日本が壊れる前に|中村淳彦/藤井達夫 gentosha.jp (出典:gentosha.jp) |
一億総中流(いちおくそうちゅうりゅう)とは、1970年代の日本の人口約1億人にかけて、日本国民の大多数が自分を中流階級だと考える「意識」を指す。日本より中流意識が高い国にはスペイン・アメリカ合衆国・カナダなどがあるが、いずれも国民の数が約1億人ではないため、「一億総中流 15キロバイト (1,944 語) - 2021年2月14日 (日) 04:38 |
*嬢やAV女優を長く取材してきたノンフィクションライターの中村淳彦さんが貧困問題にたどりついたのはいわば必然のことでした。
そして、貧困をめぐる取材を進めると必ずぶつかるのが「新自由主義(ネオリベラリズム)」の問題だったそうです。
しかし、「ネオリベラリズム」という単語を聞いたことがあっても、その内実を知る人は多くないかもしれません。
中村さんと政治学者の藤井達夫さんが「日本におけるネオリベラリズムの実状」を解き明*『日本が壊れる前に 「貧困」の現場から見えるネオリベの構造』(亜紀書房)から抜粋してお届けします。
(中略)
中村 我々団塊ジュニア世代が生まれるあたりのオイルショック時におけるアメリカからの圧力でネオリベの芽が生まれた。
でも、僕を含めて一般的に知られているネオリベ路線への転換は、小泉純一郎首相と竹中平蔵大臣による構造改革や経済政策でしょう。
それ以前になにがあって、どうして小泉、竹中路線へとつながったのでしょうか。
藤井 それについては、まず、中曽根内閣のときの三公社(専売公社、日本電信電話公社、日本国有鉄道)の民営化を挙げる必要があるでしょう。
非自民党で作られた細川内閣(一九九三年八月~一九九四年四月)の時点で、すでに労働の規制緩和は行われていました。
アメリカは八〇年代から経済・産業政策がネオリベ化し、日本に強い圧力をかけるようになった。
アメリカ自身も、それまではさまざまな産業が規制で守られてきたのに、レーガン政権以降、その規制を国内外で取っ払っていった。
中村 国際的な大きなうねりがあって、日本も同調せざるをえなかった。
藤井 そうですね。そしてアメリカ自体が、貿易赤字と財政赤字という双子の赤字を持っていて、それらを削減しながら、経済成長をしなくてはいけなくなった。
実は、レーガン政権は弱体化したアメリカを立て直すためにネオリベ的政策を導入した結果、かえって長年アメリカを苦しめることになるこの双子の赤字を増やしてしまったんですね。
中村 アメリカはネオリベを基調にポスト工業化を成功させたことで経済成長できたが、日本はデフレがとまらず、格差も広がり、国民を貧困化させてしまった。
藤井 そう言えると思います。アメリカは国内の規制を徹底的に緩和すると同時に、国家同士の規制も緩和するように迫ってきた。
アメリカは日本にも市場を開放しなさい、つまり規制を取っ払え、と言ってきたのです。
中村 規制を取っ払って市場開放してグローバルになれば、顧客の層が広がりますね。国際的な競争がはじまって、勝つことができれば大きな利益が見込める。
日本はそれに抗することはできなかったのでしょうか。どうして規制緩和をせざるをえなかったのでしょう。具体的にアメリカは誰にプレッシャーをかけるのですか。
藤井 プレッシャーはいろんなレベルであります。基本的には日米通商協議がずっと続いていますから、たとえば、その会議のなかで日本政府にアメリカの意向が直接伝えられます。
もう一つアメリカがやっているのは、ネオリベ政策を推進する人やシンクタンク、政治家とコネクションのある学者を、日本政府に登用させることです。彼らをとおして日本政府そして世論を変えていくのです。
中村 御用学者ですか。
藤井 アメリカの息のかかった御用学者ですね。
中村 アメリカが日本の学者にどうつながって、どう息をかけるのでしょう。
藤井 コネクションを作るんですよ。たとえばイェール大学で学び、そこでアカデミックな師弟関係ができた日本人学者を帰国させ、日本の大学に勤めさせると同時に、政府の専門員会に登用するとか。
外からは政府間の交渉会議をとおしてアメリカの要求を突きつけ、政府の重要な経済政策立案者にアメリカのネオリベを学んだ人を登用させる。
そうすることで日本政府を内側からネオリベ化させていくのです。
(全文はソースにて)
https://www.gentosha.jp/article/17655/
★1が立った時間:2021/02/27(土) 21:31:52.59
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1614441262/
>>1
B層がバカだから。
俺は捨てたくなかった。
>>1
.
.
新自由主義といえば河野太郎
目指すは小泉純一郎
河野氏「私もいつか首相に」「タクシー自由化したらどうか」
2020/11/24 09:26 読売新聞
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20201123-567-OYT1T50102.html
河野行政・規制改革相は23日、オンラインを通じた講演で、
「(元首相の)小泉純一郎さんは、郵政改革という自民党の圧倒的多数と真逆のことを主張しながらも、首相になって実行した」とし、
「私もいつか首相になって、自分が思っている政策をきちんと示して、国民の後押しで実現したい」と語った。
>>1
最近、日本なんか滅んじまえ、と割とマジで思うようになってきた
>>1
捨てざるを得なかったのでは?
むかしの高級官僚が描いた少子化の未来が今なんだろう
国は先細りでも我が一族だけは安泰だからな
.
>>1
レールを敷いたのは、コイズミ・ケケ平
運転手は軽団、車掌はアベノシンちゃん?
>>95
行く当てもない幽霊列車が走ってるお!
そんな社会選択してるか?
どんどん総中流化してるだろ。
>>3
それ増加する低所得者層を中流に置き換えてるだけやん
昔と今とで価値基準を統一するなら家庭と車を持てるのが中流かな
>>3
>>そんな社会選択してるか?
>>どんどん総中流化してるだろ。
・出生数世代推移
1960年 160万人 今のジジババ世代
1990年 122万人 今の親世代
2020年 83万人
2021年 75万人ペース 前年婚姻数 8万減なので
中流化しててこれなら 日本は 子どもイラネ って 考えの人が多いんだね
>>3
お前だけ見てるデータおかしいだろ
新自由主義なんて嘘っぱちで
日本は中国と似た一国二制度のアンフェアなディストピア
>>4
似たというより、超えただな
捨ててない
勝手に政府がやっただけ
選んだろうというが選挙に強い小池のように、選ばれても誰も言うこと聞かないなんて事は日常茶飯事
いい加減選挙に勝ったからって民意の全てだというのは辞めろ
>>6
そもそもまともな選挙なはずがないからな
日本人には家族型経営(=皆中流型)があってたと思うけど
それを竹中が奴隷型経営にして日本が駄目になった
>>10
家族型経営を捨てたのバブル崩壊~消費税5%の期間だからまだ平蔵が大っぴらにでしゃばり始める前だな
>>14
竹中派遣が圧倒的な元凶だろう
>>19
表面に見える部分では平蔵の悪業が大半だがな
>>20
2つのボリューミーな年代を何故飛ばす?
>>25
DINKS万歳ってか?
>>24
コロナでガラガラポンは思ったほど進まなかったんかな?
>>26
この先ほぼ超過需要確定だからな
皆、一体、何を求めているのだよ。そこがはっきりしない。
>>12
日本国全体を俯瞰的に見て国を発展させる事のできる人だよ
戦中世代にはそんな人物はいくらでもいた
戦後世代は場当たり的で利権にしか目がいかないようなのしかいない
経団連も政治家も官僚もそんなのしかいなくなった
>>18
日経に「私の履歴書」という名物コーナーがあるけれど、最近はつまらんのが多いのと
軌を一にしているのかな。今はホリプロの社長で結構面白い。
>>12
十人十色
>>8
手漕ぎ船より黒船に靡き続けた末路
>>18
その昔角さんが「戦争を知らない世代が舵取りする頃にこの国はどうなるやら」みたいな懸念をしてたらしい
崩壊が始まったのは教育面だと思う
高校が実質全通になり、今は大学進学も5割
ふるいに掛ける時期が遅い
>>26
資源がある国ならバカでも食っていける
資源がない国なら教育にとことん金をつぎ込むしか無い
日本語話せること以外にアジア諸国民と比べて何が出来るんですか?と聞かれて答えられないなら、アジア諸国民以下の生活が待っている
>>44
主要五教科以外は無駄ってメンタリティが芽生えるだけ
>>49
鼬ごっこ出来る格差ならウェルカム
>>52
でもってオールオアナッシングに
俺が子供の頃に比べたら格差は随分縮まってるけどなあ
貧乏な子は小学生高学年から新聞配達などしたり家系の手助けしてて一目瞭然だった
今は子供が新聞配達なんかやらないだろ
貧乏が私立大学に行くなんてあり得なかったし
>>29
縮まった分固定されて鼬ごっこが不可能に
>>36
だからって共存共栄ベースの新自由主義が成り立つかって言われても無理だろ
総中流は素晴らしい戦略だった、それは事実だろう
だが、勝ち組が勝てるようにして有能者が活躍してる世界とは戦えなかった
言い換えれば、日本の総中流戦略は、
個人の資質が大して効かない昭和の時代特有の技だった、ということだ
現代では、超優秀な個人がゲームをひっくり返してしまう時代
残念ながら、あの楽しかった総中流の時代には帰れないし、
単独の国で総中流をやろうものなら、超優秀な二極化した国のエリートにぶっ飛ばされ、
国ごと富を収奪されて終わる時代なんだよ
>>33
その総中流の中から世界で勝てる企業が出てきてジャパンアズナンバーワンと言われていたんだよな。
自由に競争させて実力主義でって言うと聞こえはいいけど、結果としては競争力を失ってる現実をどう捉えるか…
新自由主義が日本をダメにしたのはそうだろうけど
その路線がそんなにまずかったのかと言えばそんな事もないだろう
小さい政府をちゃんと目指して規制緩和を実施して、雇用制度を改革して
まともに流動性が生まれていたなら結果は違っていた
新自由主義改革すら失敗したんだ
>>36
まだそんなのを間に受けてるんだな
雇用流動化ってのは単なる建前で、本音はただ人件費を削りたいってことに尽きるんだよ
つまり新自由主義ってのは上級が自分の既得権を拡大するためにでっち上げであり,最初から詐欺だった
そこに大義も正義もなく,あるのはただ上級が社会を私物化したいと言う浅ましい堕落と私利私欲があるだけだ
>>36
> 新自由主義が日本をダメにしたのはそうだろうけど
日本は新自由主義なんてやってませんけど?
ではどんなドラスティックな規制緩和がありましたか?
>>51
都市銀行が3行になるとは思わなかった。
>>58
規制緩和とは関係ないだろ
>>79
本当にそう考えているのか。
日本しか見れないガラパゴスには
何を言っても無駄。
そいつらが貧しいのは
そいつらのせい
>>42
口を酸っぱくして「英語を勉強しろ」と言い続けているわけだが、
5ちょんねるのゴミおじさんたちは言い訳ばかり捏ねて絶対に勉強しないんだよね
だからお前らはいつまでも負け組だってのに
>>46
まあ、愚民というのは奴隷に最適だけどな
匿名で意見を言っても解決しないよ
誰かが行動するのを期待しているんだろうが誰も行動しないことは結果を見れば明らか
意見は非匿名で言うべきだし匿名の意見はそういうものだとして扱って匿名の意見はすぐに忘れるのが正しい
おまえらの匿名の意見なんてそんなもので価値がない
むしろ匿名の意見を言わず非匿名の意見が出るようにしたほうがいい
そっちのほうが解決への行動につながる
匿名でないと意見を出せない現実社会が問題で自由に意見が言える社会になればいいね
>>43
そういう普遍性、俯瞰的視点を持たないからダメになったんだってw
本来だれの意見でもそれが普遍的なら一致するはずなのだからな
そういう事なんだ
人情主義を捨てるとは格差社会になることです
人情主義を蔓延する個人主義の視点で見るなら
割を食ってる人がいたといいうことですw
格差とは、それが是正されたって意味ですよ
その事実をどう思うかですわ
>>49
無能ほど昭和を有り難がるよな
あんな不公平な時代はなかったのに。
無能が優遇される時代が
長続きするわけがない。
>>450
ゴミネトウヨに「敵国の言葉を学ぶのは重要だから韓国語を勉強しろ」と諭したが
誰も勉強せず、
日本もうダメだ下層おじさんに「日本を脱出するには英語を勉強しろ」と諭したが
誰も勉強せず、
ゴミオッサンはとにかく自分の努力・勉強を拒否する、という知見を得た
*企業なんて言葉は20年前に聞いたことが無かった。企業が悪いことをすると言うのすらタブーだったのでは。
>>59
昭和時代の東海林ナントカという漫画家のサラリーマン漫画があるのだが、
あの漫画の中ではあたりまえのように痴漢・セクハラしてるんだよね
昭和のゴミオッサンの倫理観を学ぶには良い漫画だ
>>59
ロッキード事件とかリクルート事件とか知ってる?
>>58
コンビニも全盛期に比べたら店の種類減ったよな
>>65
まあバブルで時計が止まっちゃってる老害はまだ結構いるしな
>>73
街の風景が知らぬ間に変わっていきますよね。
行政でも裁量余地が減って、要件をクリアしたら許可が下りるケースが
増えたので、仕事の見通しが断然良くなっている。
>>73 リクルートやロッキードと、*企業は意味が違うな。*企業が増えたのは、経済的な構造が背景にある。
上に立つ奴らが自分達の目先の利益ばかり考えてるからだろ
>>62
安部のマスクが決定的だったな
あそこまでわかりやすい例が出てくるのは末期だよこの国
それが常態化していくのだろう
>>67
バイデンもマスクを作って貧民に配るらしいよ。
>>67
アベノマスクはしょぼかったが、
当時、不織布マスクの奪い合いでバカみたいに高騰していた時に、
「こんなマスクでも十分やで」と示した意義は大きかった
あれのおかげで、「洗って再利用できる布マスクでええやん」という風潮が生まれ、
マスクの高騰を煽ってた転売ヤーが完全爆死した
捨てたんじゃなくて維持できなかったんだろ
ボーナスステージが実力だったとまだ勘違いを続けてる
>>65
全く逆
日本の実力は本当はもっと高い
そんな日本に寄生し搾取し弱体化させ,不遇な立場に追いやり飼い*国際システムが存在するんだよ
アメリカが既得権を悪用してそう言うアンフェアなシステムを作ったんだ
医者とか弁護士とか学者とかでようやく中流だぜ
1億総中流とかただの幻想で実現したことなどない
バブルや高度経済成長期だって無数に負け組が居た
少子化も始まったのは70年代後半からでバブル真っただ中でも少子化だった
今はその負け組が更に増えただけのことよ
>>82
一家心中とか多かったよな昭和って
>>82
医者と弁護士はテメーで開業してるって条件付きな
>>88
気質の変化も影響あるだろ
雇用改革が進まなかったから業績が悪い時にリストラすべき人材が企業に残って
若くて他に就職口のありそうな人達が会社を去っていったんだろ
不要な人を切れず、必要な人が出ていく結果になって企業力も落ちたんだ
それは明らかに国の改革の失敗が招いたことだぞ
>>85
解雇規制は神話です
そんなものは実際には存在しない
日本が他国と比べて解雇しにくい国という客観的データは何もない
ただ人件費をカットしたいって本音を隠す隠れ蓑だ
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